睡眠は、二つの睡眠がセットになり形成されています。
その一つがレム睡眠 [Rapid Eye Movement → REM]といわれるものです。
浅い眠りで、体はリラックスしていますが脳は起きているときに近い状態で働いており、目玉が頻繁に動く急速眼球運動を伴います。
レム睡眠は、眠っているようで眠っていない浅い睡眠であるということができます。身体が眠っているのに脳は盛んに活動しています。
脳の働きは、インプットされている情報を整理することにあり、また夢を見る多くの場合はレム睡眠とされています。
レム睡眠中は、体はほとんど動きません。心拍数は、やや増加します。また、呼吸は浅く・短くなり、かつ不規則になります。瞳孔は収縮しています。
もう一方はノンレム睡眠 [Non-Rapid Eye Movement → Non-REM] という深い眠りのことで、脳・身体共にリラックスしている状態になります。若干体温が下がり、呼吸や脈拍も緩やかになります。
ただし、ノンレム睡眠には、段階1と段階2に分けられる「浅いノンレム睡眠」と、段階3と段階4に分けられる「深いノンレム睡眠」があります。
深いノンレム睡眠時には、成長ホルモンが活発に分泌されます。ノンレム睡眠の際には、自律神経の活動は安定し、かつ規則的です。呼吸は深く・長くなり、すやすやと寝息をたてます。また、寝汗が持続的に出て、瞳孔は開きがちです。
通常は、入眠後からノンレム睡眠、レム睡眠となり、個人差はあれど約90分周期で繰り返されています。その周期のうち、入眠後3時間はノンレム睡眠が多くを占め、起床時間に近づくほどレム睡眠の割合が高まります。人間は大体6~8時間の睡眠を必要とします。浅い眠りのレム睡眠(REM睡眠)と深い眠りのノンレム睡眠(non- REM睡眠)を4~5回繰り返しているのです。

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